古滿 翠 さん
受講を決めた頃、今の自分に影響しているとほぼ確信し、とても知りたいと思っていた過去世がありました。
そしていざ手続きが完了し、いつでも受講できる環境が整った時、今度は何かと言い訳をして受講に踏み切らない自分がいました。
結局、天使たちの導きによって間もなく受講し、退行催眠で該当の過去世を体験するに至ったのですが、その結果、ぐずぐずしていたのは「その過去世での体験が自分の魂にとって恐らく最も衝撃的なものだったから」だと分かりました。
思い出すのが怖くて仕方なかったのですね。
受講以前にも、過去世での出来事が写真のようにパッと頭の中に浮かぶことはあったのですが、退行催眠中は自分や周りの人がどんな場所にいてどう動き、何を言い、何を見てどう感じているかが鮮明に分かりました。
過去視が「見る」行為であれば、退行催眠はまさしく「体験」だと感じました。
大変興味深かったのは、当時と全く同じ視点で「再体験」するのではなく、第三者的な冷静な視点での「過去の体験」となるため、
当時は正体が理解できなかったものや気づけなかったものもきちんと理解し、見ることができたことです。
当時はあれを「虫のようなもの」だと思ったから今でも虫が怖いけれど、あれは本当は虫ではない何かだ…など。
一方では、当時の自分の心境を再び味わうことで、当時は流せなかった涙を退行催眠中に流せた、ということもありました。
過去世で何があったのかを知ることは、現在の魂の課題をクリアしていくにあたっても非常に重要なことだと、今まで以上に実感しました。
思い出すことへの恐怖が強かった分、現在の自分への影響は予想していた以上に大きく、広範囲に亘っていました。
他の過去世でも気になっているものは多く、そしてやはり再受講することへの恐怖があります。
この恐怖は
克服するべきものではなく、向き合うものなのだと感じています。
きちんと自分と向き合い、その過去世を知るという覚悟ができたら、また追い追い経験していこうと思っています。